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記事: Ad9R-STD

Ad9R-STD

Ad9R-STD

こちらも今シーズンよりカタログへの掲載も開始された「Ad9R-STD」。

既存の「Ad9R」の直営店別注モデルという立ち位置は変わらない。

ベースモデルから、肩と肘の外あて革を廃し、フロントファスナーをムシ出しからムシ隠しに、脇ポケットを両玉縁の縦型ポケットへ変更。
やはりAVDJ-STD同様に、あくまでもスタンダードな装いを求めた。

現時点のヘッドファクトリーラインナップにおいて最もシンプルなライダースジャケットであり、スタイリングにおける主導権は着る側にある言えるだろう。

スタンダードでありシンプルなライダースジャケットは最も自分色に染めることが可能であり、完全な乗車用から気軽な街着まで、幅広い用途で楽しめるはず。

本体に使用する革はベースモデルで定評のオイルドヴィンテージステア。初めて袖を通した時から適度なしなやかさを持ち合わせており、身体に馴染んでいく時間も非常にバランスがとれているステアハイド。 

ベースモデルとの基本設計は共通とし、主にディテールの変更のみ。
故に革の存在感が重要となる。

味があり、表情豊かなコンビネーションなめしの革で構成されるライダースジャケットを身に纏い、自身の想い描く様々なスタイリングを楽しんでほしい。

 

<OILD VINTAGE STEER>
ベースはVINTAGE STEER同様の天然タンニンを多く含むコンビなめし。
可塑性に富む渋なめし革の味わいに少量のクロム鞣剤を加えることで、しなやかさと物性堅牢度を高める。さらに適量のオイル分を浸透させ、表面のアニリン染料仕上げと相まって、より透明感と滑りのある独特な味わいを表現させたもの。